室内で出来る運動遊び 0歳児編

室内で出来る体を動かす運動遊びを紹介します。今回は、0歳児の子ども向けの内容です。今回は3つの簡単運動遊びをご紹介いたします。

保護者の方も一緒に行うことで、自然と抱っこやお腹に乗せるポーズも入りスキンシップにもつながり、心の栄養もばっちり充電!気になるものがあったら是非やってみてくださいね!

マット山を乗り越えろ!

ご家庭にある布団、低反発ラグなどの下にクッションや丸めたバスタオルを入れ傾斜を作りその上をハイハイして登ったり、降りたりして遊びます。(私はよくおむつパックを低反発ラグの下に入れて傾斜を作っていました。)傾斜が少しできるだけで子ども達は喜んで何度も繰り返し楽しみます。この遊びでのポイントは2点。

1.足の親指

登る時に足の親指を使って踏ん張っているか見てみてください。これから成長と共に様々な運動遊びが出来るようになってきます。今から足の親指を使っていくことで全身の動きの連動に繋がったり、走る、飛ぶなどのスムーズな動作に繋がっていきます。また、足裏の土踏まずの形成や指をしっかり床につけられることにもつながっていきます。

2.頂上での方向転換

低い傾斜ではありますが、一番高い場所に上ったら、進行方向を変えます。下りは足から腹ばいで滑りおりるようにしていきます。もちろん、月齢や経験値にもよりますよね。大きな理由としては、安全の為が主です。乳児は頭部が大きい為、頭から下るとバランスを崩し転倒のリスクが高まります。足から腹ばいで降りていくことで、転倒のリスクが軽減し、子ども自身の危機管理能力の向上につながっていきます。私が、子育て中に以前通った運動教室の講師の方のお子さんはこのように教えていくことで自宅の階段を2歳前から一人で昇降していたとお話ししていました。

飛行機ブーン!

大人が仰向けになり、両足を抱えるように曲げます。ひざ下に子どものお腹を乗せて持ち上げます。大人の足の上げ下げや、ひざの角度で飛行機を飛んでいるかのように子ども達は楽しむことが出来ます。

ポイントは特にありません!はじめは、両手でお子さんの手を握って支えていきましょう。遊びに慣れたり、成長に応じて子ども自身が体の使い方が上手になってくると大人は手では支えずに足に乗せるだけでも楽しめます。その時に子どもに両腕を左右に伸ばして飛行機のポーズを取ってもらうと更になりきって遊ぶことに繋がります。

私は、子どもが2歳過ぎた頃からは、同じように仰向けに寝、両足裏に子どものお腹を乗せて、持ち上げ更に高さを出して遊びました。バランス感覚を養う経験につながったように感じています。足裏に乗せる方法は高さも出るので、自分にも子どもにも「出来る!」といった安心感を覚えてから取り入れることをお勧めします。

一緒にコロコロ転がっちゃおう

やわらかいマットや寝具の上で寝転び、子どもをお腹に乗せて両手で抱えます。抱えたまま、体を転がしていきます。フローリングの上では大人が体が痛くなってしまうので、やわらかい場所で遊んでくださいね。

説明で書くとなんとも短く、つまらなそうなのですが、これが意外と難しいんです、大人が!初めてやってみた時の私の感想は、

「腹筋背筋を使うし、目は回ってしまうし。体力には自信があったのになんか悔しい!」

でした。笑。

一方で、子どもはよく笑うんですよ!言葉が出る前は、目で”今の楽しい!もう一回!”と言っている気持ちが伝わってきましたし、話せるくらいに成長してからも「もう一回!」と言っていました。我が家では人気のちょこっと運動遊びです。

この遊びは、ふと思いついてやってみたら子どもが楽しんでいたので、子どもの成長発達のどこに良いのかは正直不明です。ただ、やってみて感じることは、大人が目が回っているということは子どもも目が回っているのではないか?ということ。そして、回転する時には子どもも親にしがみつかないとうまくいかないことの2点です。

1.目が回るということは・・・

三半規管にも刺激を与えられているのでは!?と思いました。ブランコに乗る経験をたくさんすることで、車酔いしにくくなると聞いたことがあります。適度な刺激は、三半規管にいいのでは?と個人的に受け取っています。

2.しがみつく力

子どもが大人にしがみつくポイント為には、握力や腕の力が必要になります。また、気持ちを1つに息を合わせて2人で回転していく為、体をゆだね、力は抜いて、でもしっかり掴まっていてね。といった全身の力の入れ具合のバランスが無意識で培われていくのではないかと感じています。

さて、今回は以下の3つの簡単運動遊びをご紹介させていただきました。

  • マット山を乗り越えろ!
  • 飛行機ブーン!
  • 一緒にコロコロ転がっちゃおう

どれも手軽に取り入れられる遊びとなっています。好きな運動遊びを繰り返し楽しんでいくことで親子だけの遊び方がみつかるかもしれません!0歳児向けの簡単運動遊びでしたが、その子の発達や様子を見ながらぜひ楽しんでみてください。

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